継続サーバを勉強中

Christian Queinnec の The Influence of Browsers on Evaluators or,. Continuations to Program Web Servers
http://www-spi.lip6.fr/~queinnec/PDF/webcont.pdf
を読みなおし中。
半年前に読んだけど、あれから自分の中で、限定継続CPSHopHaskellAjax で理解が進んだので、視点を改めつつ。
継続サーバは、

x = scanf
y = scanf
printf %d, x+y

ぽく HTMLのページ遷移を記述できますっていう話。

Kahua の"部分継続の使いどころはどこですか"スレッドの、SHIBATA Tomohisa 氏の発言から抜粋。
http://www.kahua.org/mlarchive/kahua-dev/msg01026.html

(define-entry (sum)
  (main-page
   (h1: "sum is")
   (number->string
    (+ (read-input "first number")
       (read-input "second number")))))

と書くだけで,3ページ遷移のインタラクティブ足し算が簡単に
作れるんですね.

意識をページ遷移よりも、計算遷移に注げる。
このスレッドの Shiro Kawai 氏の発言から抜粋
http://www.kahua.org/mlarchive/kahua-dev/msg01099.html

> 「処理の途中に発生するユーザ入力を部分継続で楽に書けるかも?」に続いて,
> 今回は「ページの一部分を変更するのを楽に書けるかも?」についてです.

まさにそれが、Kahua開発当初からの目論見であったのです。しかし、
単純な部分継続ではどうもうまくいかないようなのです:

[kahua-dev:00826]
[kahua-dev:00834]
[kahua-dev:00835]

目下の問題は、「継続補足をする部品が複数ある場合」への対応です。

 --shiro

Kahuaの開発はそういうところから始まったらしい。
普通で考えたら、"ページの一部分" を Ajax で小刻みにもらうのかなぁ。