機動戦士ガンダム00の感想
- 主人公は4人、ガンダムは4体。SEEDはガンダムが多すぎた。∀はヒゲだった。Wは主人公が5人いてストーリーが間延びしがちだった。
- ガンダムは変形するが、合体はしない。合体は"リアルな設定"と相性がよくない。変形したほうがおもちゃが売れる。
- 各話につき戦闘シーンが必ずある。どうせ、綿密な駆け引きや込み入った政治の話では、視聴率はとれないのだ。
- SEEDの反省からか、サービスシーンは控えめだ。
- Wで第一話から
主人公「お前を殺す」
ヒロイン「はやく私を殺しにいらっしゃーい」
はやりすぎだったと反省しているようで、00では第8話でようやくヒロインと出会った。
- 女性には、高河ゆんのキャラデザイン。彼女自身、サムライトルーパーやガンダムWの同人誌を出しているくらいだから天職だろう。
- ミリタリー野郎には、人革連のごっついガトリング砲とごっつい滑腔砲のリアル戦闘で魅せる。
- ガンダムのデザインに飽き足らないオタクには、AEUやユニオンの斬新なデザインを提示。
- 富野節がお好きなかたには、グラハム「乙女座の私には、センチメンタリズムな運命を感じられずにはいられない」をどうぞ。
- 2次元なかたには、ソーマ(貧乳、無感情)と王留美(巨乳、感情豊か)などをご用意しております。
サムライトルーパー、ガンダムW、ガンダム00へと、これまでのシリーズの良かった点、悪かった点を洗い出したうえで、丁寧に作られている印象を受けた。