三目並べと”みつならべ”を誤解してました

三目並べの必勝AIを作ろうとして、ひょっとググったら、自分が三目並べと"みつならべ"を誤解していたと分かった。

みつならべは、双方が最善手を打てば、永遠に勝負がつかないゲームだ(ありゃ?)。だから、小学校も低学年をすぎると、あまりやらなくなる。

さて、Gaucheでプログラムを書いて、みつならべの全局面の、有向グラフと隣接行列を生成することができた。(盤面の、対称、回転、○×の区別に意味なし、を考慮して、854x854の隣接行列になった)
graphvizで可視化したりして遊んだ。

で、Google の秘密 - PageRank 徹底解説は面白いし、自分は数学科だし、この行列からAIを導出できたら、と思うんだけど、ここで挫折。
勝ちにリンクしている局面には正のスコアを、負けにリンクしているものには負のスコアを、と、ぼんやり考えていたんだけど。
数学科だから確率過程は学部でやったけど、大規模疎行列での効率的な計算方法などは全然知らない。

PageRankの開発者のように、数学の知識と、それを実装するための計算機科学の知識を併せ持つというのは、並大抵のことではない。