出版不況は電子ブックリーダーが吹き飛ばしてくれる

クローズアップ現代の特集で「ランキング依存が止まらない〜出版不況の裏側〜」があって、特に、id:beniya:20080604が興味深かった。

自分は、AmazonKindleにすごくわくわくしていて、出版不況は電子ブックリーダーが吹き飛ばしてくれるとまで思っている。

  • KindleAmazonにアクセスして、ランキングを見たり、書評を見たりしたうえで、電子書籍を買うというのは、番組で指摘されていたランキング偏重の本選びだ。これぞ消費者のニーズというものだ。
  • リアルワールドの書籍にRFIDタグが埋め込まれる未来は近い。いまは万引き防止のためとか言ってるけど。いろいろ使えるはず。
    • 書店に足を運んで、颯爽とハンドバッグから電子ブックリーダを取り出して、"付近からこの書籍を探す"ボタンを押すと、半径5m以内のRFIDタグから探してくれるレーダー?ソナー?機能とか。
    • 書店で何気なく手にとって気に入った本があって、でもそれがBeautiful Codeみたいな重い書籍だったときに、「じゃあ電子書籍で買おう」。ハンドバッグから電子ブックリーダを取り出して、書籍のRFIDタグを読ませるとAmazonにつながるとか。
    • RFIDタグにはマーケティング情報が入っているらしいので、"この人は丸善日本橋店1Fでこの本を手に取って、Amazonにアクセスしてその電子書籍を買った"となれば、Amazon丸善にマージンをだしてやればいい。みんなハッピー。

(むしろ出版不況で業界が困窮していたほうが、電子書籍を中心とした新しいビジネスモデルの発展には追い風になるとさえ思う。)