ちょっと面白い予見として、電子書籍ではテキスト検索ができないと思う。
それは、電子書籍のデータ形式は、画像ファイルになると思うから。
テキストデータじゃない。PDFでもない。
それじゃテキスト検索ができなくて、当然みんなブツブツ言うんだけど、それが未来だと思う。
そんな馬鹿なことってあるだろうか?
いまや本の編集作業はデジタル化されて、
原稿のテキストデータがあって、
DTPソフトは当然のごとくPDFを吐けるのに?
これは、デザインの「悪い方がよい」原則による。
- 画像ファイルはとにかくシンプルだ。出版社はスキャナにかけるだけ、ブックリーダはそれを表示するだけ。原則から、実装の単純さはすべてに勝る。
- 画像ファイルは一貫している。テキストデータもPDFも、全部画像ファイルに統一できる。
- 画像ファイルはすべてを飲み込める。レイアウトも、挿絵も、フォントも、文章も、なにもかも。
なんてズボラなんだろう。
でも、これがWorse is betterだ。
歴史が、この原則の正しさを証明している。
それはUnix、C言語、Perlだ。